10000系

当社初のPMSM・半自動ドアを採用した車両
2015年に登場し、主に京都・神戸線・神姫急行本線高槻〜須磨間と宝塚線梅田〜宝塚間で運行している通勤形車両です。
当社初の永久磁石同期電動機(PMSM)を用いたVVVFインバータ制御を採用し、LED前照灯や車内LED照明などを採用することで、在来車(1030系・1100系・1200系・1300系・1400系)と比較して約50%の電力の削減を実現しました。又、半自動ドアボタンを設置することで、優等列車待避中の車内保温を実現しています。更に、車内に32インチハーフサイズの液晶ディスプレイ(LCD)を採用しています。座席には大型袖仕切りを採用しつつもモケット貼りとし、居住性の高い車内としました。吊り革には、大阪湾をイメージした青色を採用し、優先座席付近は黄色としました。妻面の貫通扉にはガラス張りのものを採用し、より開放的な車内を演出しています。